ソフトボールの技術について
ソフトボールでは、バッティング、守備、走塁など様々な技術が求められますが、試合に勝つためには、最終的にはバランスの良い技術を持つことが必要になります。
例えば、バッティングで、ドロップ打ちが得意だが、ライズボールが打てない選手が試合を左右する局面を迎えたとします。
もし、そのようなケースで相手ピッチャーがライズボールを投げてくれば打てないでアウトを取られる可能性が高くなりますよね。
そうならないためには、日頃からライズボールを打つ練習を徹底的に行うことが大切です。
もしかすると、バッティング練習が功を奏してチームで一番ライズボールの打ち方が上手い選手になるかもしれません。
打つことはもちろん、守りや走ることなど全てのソフトボールに技術において、弱点をそのままにしておくと負ける要素が高くなるということです。
特にゲームを左右する局面ほど、致命傷にになってしまいます。ですので、直せる弱点は克服しておくことに越したことがありませんね。
理想は自分の弱みやチームの弱点が武器になることでしょう。
実際に、全国屈指の強豪校である厚木商業の女子ソフトボール監督である宗方貞徳先生は「長所育成と短所克服」「武器を磨く、弱点をなくす」と言い方を良くされます。
選手たちが試合でも使えるかな?という精神的な強さや意識が備わるまでは短所には目をつぶり、長所を伸ばすことを優先されるとのことです。
ですが、短所をそのままにしておくと、実力が伯仲した試合になるほど命取りになります。
その為、強いチームにするには、どうしても出来ないことを出来るようにする練習が必要になるわけですね。
いずれにしても、強豪校は毎年選手が入れ替わるなかで、どのように練習や指導をして結果を出し続けているのか?それ知ることは個々の技術のレベルアップや今後のチーム作りに大いに役立つかと思います。